Incada (インカダ) はお客様の期待を裏切りません。混じりけのない、強くて軽いこの製品は、生産性が高く、より少ない原料でより高品質のパッケージを生み出します。Incada (インカダ) シリーズはどれも、汎用性の高い板紙として、フルスピード印刷性能、高生産性、一貫した顧客体験を追求しています。さまざまな種類のパッケージやグラフィックの印刷に安心してご利用いただけます。
用途と利点
Incada (インカダ) シリーズの厚紙製品を使用すると、化粧品、医薬品、チョコレートなどの食品用パッケージを含む多種多様なデザインやエンドユーザーをターゲットにした信頼性のあるパッケージを開発できます。この高品質の厚紙は、本の表紙やグリーティングカードにもよく使用されます。全面コーティングされたIncada (インカダ)の印刷面は、印刷時や箔やフィルムなどの表面処理時における画像再現性を実現するという高いニーズを満たせるようデザインされています。
フレッシュファイバーから製造されるIncada (インカダ)はに、強度や明度が卓越しているなど、製品として複数の利点があります。 Incada (インカダ)の製造に使用される全原料は、食品と接触することが認可されており、衛生状態を保ち、匂いや味覚に影響を与えないという最高の特性を備えています。
持続可能性における優位性
Incada (インカダ)は、イギリスに置かれているイグスンド社のWorkington工場で製造されています。原料となるフレッシュファイバーは調達元の追跡が可能であり、パルプ生産は板紙工場に統合されています。Workington工場はCoC認証を受けており、その木材原料はイグスンド社の社有林またはその他の持続的に管理された森林から調達されています。当社の設備は、主に、再生可能な熱エネルギーおよび電気エネルギーで自給しています。この工場は2023年にEcoVadis Leadership Awardを受賞しました。本賞は、 この板紙製造工場を、EcoVadisによって評価された全企業の内、上位1%に入る持続可能性に秀でた世界的リーダーとして認めるものです。 Incada (インカダ)は、剛性に優れ、軽量で、マニラボールやリサイクル製品よりも生産性が高いため、繊維の消費量や輸送時の重量を減らすことができます。
技術的詳細
性能を最適化するため、Incada (インカダ)の構造内のさまざまな層には特殊な繊維組成が使用されています。表層は、マシングレージング仕上げとダブルコーティングがほどこされた漂白化学パルプで構成され、需要の高い印刷や箔加工を可能にする滑らかな表面の土台となります。中層は機械的に分離された繊維(TMPパルプ)で構成されており、厚みと剛性を生み出します。各層を構成する繊維は、使用目的に合わせ、それぞれの板紙ごとに調整されています。
Incada (インカダ)の滑らかな表面とインク設定の高速性により、印刷においても箔加工においても高い生産性を実現しています。筋入れや浮き出しも効率的に行うことができ、仕上がりも良好です。また、Incada (インカダ)はエマルジョン接着剤(水性)でもホットメルト接着剤でも接合できます。オフセット平版印刷、グラビア印刷、フレキソ印刷、シルクスクリーン印刷、デジタル印刷工程を使用した印刷も可能です。
折り目加工に関する推奨事項
これらは一般的な推奨事項であり、各ケースにおいて調整が必要となることがあります。