妥協も制約もないInvercote (インバーコート)シリーズの板紙は、自由自在に創造性を発揮できる世界へと皆様を誘います。Invercote (インバーコート)は、原料から製品としてお客様にお届けするまで、高品質、美しさ、サステナビリティ性能のすべてを提供することができるユニークな板紙です。最高の専門技術を駆使して作られたこの板紙は、優れたデザイン性を備えつつ、気候変動への影響が少ないパッケージの作成を可能にしてくれます。
用途と利点
Invercote (インバーコート) は強靭な多層構造のマニラボールで、エンドユーザー用の高級化粧品、香水、チョコレート、医薬品、電子機器、その他数多くの製品に使用されるさまざまなパッケージに最適です。また、高品質のパンフレットやグラフィックの印刷にも広く使用されます。 全面コーティングされたInvercote (インバーコート) は、画像再現性や箔やフィルムなどの表面処理法を実現するという最も高いニーズを満たせるようデザインされています。
Invercote (インバーコート)は強度と剛性が卓越しており、その特性はパッケージのデザインや加工時に大きな利点となります。また、優れた明度を実現しており、匂いや汚れもない衛生的な製品です。Invercote (インバーコート)の製造に使用される全原料は、食品と接触することが認可されており、食品や管理に注意が必要なその他の製品に非常に適しています。
持続可能性における優位性
Invercote (インバーコート)はスウェーデンのイグスンド社で、持続的に管理された森林から調達された追跡可能なフレッシュファイバーを使って製造されています。イグスンド社の工場はCoC認証を受けており、エネルギーを自給しているため、気候変動への影響が極めて低く抑えられています。この工場は2023年にEcoVadis Leadership Awardを受賞しました。本賞は、 この板紙製造工場を、EcoVadisによって評価された全企業の内、上位1%に入る持続可能性に秀でた世界的リーダーとして認めるものです。
技術的詳細
Invercote (インバーコート)は、同質漂白フレッシュファイバーの多層構造により、機械繊維やリサイクル繊維、または一層漂白フレッシュファイバーボードと比較して、優れた強度と剛性を備えています。繊維組成は、Invercote (インバーコート)の構造内の各層で変わります。繊維は形状や長さに基づいて選択され、使用目的に合わせ、それぞれの板紙ごとに調整されています。
繊維層はコーティングをほどこす際、優れた基盤を形成し、それと同時に曲げや折りにも理想的な構造を提供します。ミネラルコーティングは、印刷や箔加工を滑らかに仕上げるため、2~3段階に分けて行われます。 深い筋や浅い筋も、精緻な浮き出し同様、実現可能です。
Invercote (インバーコート)は、従来の方法やデジタル印刷工程を使用しても印刷可能です。原紙として強度があり均一な性能を備えているため、全速印刷や印刷後の用紙を用いた製品製造が可能です。 また、Invercote (インバーコート)はエマルジョン接着剤(水性)でもホットメルト接着剤でも接合できます。
折り目加工に関する推奨事項
これらは一般的な推奨事項であり、各ケースにおいて調整が必要となることがあります。